3D Masterへの道　背面ホバリング編

3D飛行をするうえで絶対に覚えなくては、いけないのが背面ホバリングです。

これをマスターするのが意外と大変です。

僕は、Heliをはじめてホバリングと八の字旋回は、実機で覚えましたが、背面ホバはシュミレーションで覚えました。

でも、実機ではじめて背面をした時は、かなりドキドキでしたねぇ～～～

「なかなか、上空飛行が出来ても背面までは」と言う方がいるので、僕が覚えた背面を伝授します。

正面ホバリンクは大抵の人は、お尻向きで覚えますよね・・・・

背面ホバリングは、前向き(自分向き)で、覚えました。

初めは、上空飛行でループの頂点で一瞬止める事から始めます。

アップフリップのでっかい版と思って下さい。

背面になると、エレベーターの当て舵は同じで、エルロンが逆になります。

この時、ラダーは無視します。

背面で怖くなったら、エレベーターアップですぐに正面に戻ります。

何回かやっているうちに、背面でいられる時間が長くなってくると思います。

その時に、わざとエルロンを左右に振って下さい。

ちょこっとですよ!

そうする事で、機体の動く方向が頭ではなく、反射的に覚えられます。

エレベーターと、ビッチだけは、ループをマスターしていれば、指が反応するはずです。

慣れてくれば、ビッチ操作で上下に降ってみると、また、正面と逆の動きになるのを反射的に覚えられると思います。

どうですか?

これも時間がかかります。

こどもの時に、自転車乗りを覚えた時と同じで、からだが反応するまで何度も繰り返すしか有りません。

背面ホバをマスターすれば、Heliを飛ばすのが10倍楽しくなって来るので、頑張って下さい。

頭向きの背面がほぼ完成したら、ラダーを使って1回転させてみて下さい。

初めは、早いピルエットです。

まだ、他の方向は怖いので一瞬だけでも機体の向きを見る為です。

だんだん慣れて来たら、お尻向きで止めてみましょう。

ちょっとだけ当て舵を打ってすぐに、元に戻します。

あまり頑張ると落としますので、無理せず反対向きの当て舵を覚えて下さい。

お尻向き背面ホバは、正面穴ホバと比べると、エルロンが同じで、エレベーターが逆です。

だんだんラダー逆向きにも慣れて来たかと思います。

正面のラダー方向は、頭を見て左右に動かしますが、背面の場合はお尻を見て動かすと思って頂けると覚えやすいと思います。

だんだん数をこなして行けば、頭で考えなくても勝手に指が動くようになります。

それまでは、我慢して背面ホバを続けて下さい。

必ずマスター出来ると思います。

基本は、背面4ポイントホバリングです。

これができれば、上空飛行でも背面で飛ばせるので根気よくトライしましょう・・・

Kooji1971